都会に住んでいると、普段から見られる野生の動物と言うとカラスや野良猫だけかも知れません。
超都会に行くと最近では野良猫すら見かけない所もある様なので、都会では野生動物が闊歩しやすい環境は少なくなってきている様です。
ただ、時々タヌキが夜道を歩いていると言う都市部もあるので、言ってよい所と悪い所を見極めて彼らは移動しているのだと思います。
それでも、基本的にはタヌキやキツネは都会ではしょっちゅう見かける動物では無いので、じっくり見ようとしたら動物園にでも出かけてみるしか無さそうです。
所が田舎の中の田舎、ド田舎と呼ばれる地域では周囲に山と川と田んぼしか無い様な世界観なので、当然野生動物をたくさん見る事が出来ます。
カラスや野良猫は当然ですが、シカやサルやカモシカやタヌキやキツネも見られるので、もはや動物園に行かなくても大丈夫だろう?な気分になる事しばしばです。
特にキツネとタヌキは見かけると、一瞬野良猫かな?と思ったりするのですが、しっぽの太さや体格や体の色で猫では無い事が分かる感じです。
また、野良猫にご飯を与えている言わば地域猫を保護している地域では、猫に混じってタヌキが猫と一緒にご飯を食べている事もあるので、いつもより猫の数が多いな?と思ったらタヌキが居る可能性が高いかも知れません。
キツネも、あっちの森からこっちの雑木林に移動する時に道路を渡ったりしているのをよく目撃したり、田んぼと田んぼの間の農道を平然と歩いていたりするのでド田舎は本当に面白い所ですが、捕まえようとしたり触ろうとしたりするのは絶対にやめてください。
何らかの病原菌やら何かを媒介している可能性もあるので、よっぽどのことが無い限りは野生動物との接触は控えてください。
もし都会暮らしから田舎暮らしになったり、これからなってみたいと言う人は、この辺をよく理解して野生動物を観察して欲しいと思います。